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 1.2014年
番号   地域名 日  ポイント 
 1 京都府立植物園 2014.03.24 テングチョウ、キタキチョウ、ヒダカソウ
 2 京都府立植物園2 2014.04.16 ツマキチョウ、ヒメアカタテハ
 3 小塩山 2014.04.17 ギフチョウ、
 4 比良武奈ヶ岳 2014.04.26 コツバメ、ヒオドシチョウ
 5 南アルプス林道・北沢峠 2014.05.24-5.25 クモマツマキチョウ(新)キベリタテハ、ヤマトスジグロシロチョウ
 6 広島県世羅町 2014.06.06-6.07 ヒョウモンモドキ(新)オナガアゲハ(新)
 7 大津市比叡山麓 2014.06.16-6.17 ウラナミジャノメ、キマダラルリツバメ、ウラナミアカシジミ(新)
 8 北海道遠征 2014.06.25-7.04 ツマジロウラジャノメ(新)ジョウザンシジミ(新)ウラジャノメ(新)、ウスバキチョウ、アサヒヒョウモン、ダイセツタカネヒカゲ他
 9 九州(市房山、阿蘇 2014.07.12-7.15 ゴイシツバメシジミ(新)、オオウラギンヒョウモン
 10 信州(富士周辺、霧ヶ峰、乗鞍周辺) 2014.08.03-8.06 キマダラモドキ(新)アカセセリ(新)、オオゴマシジミ、スジボソヤマキチョウ、ウラゴマダラシジミ(新)、ミヤマセセリ 、ルリボシトンボ
11 横山岳 2014.09.13 サカハチチョウ、イチモンジチョウ、ヒメキマダラセセリ
 12 北アルプス(餓鬼岳、有明山) 2014.10.09−10.11 エルタテハ、ゴイシシジミ、スジグロシロチョウ、ヒオドシチョウ
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1)京都府立植物園 : 2014年3月24日  詳細ページ
京都府立植物園で、観覧温室の中に最近開設された高山植物室を見に行った。山の会の清水さんから、ヒダカソウが見られるとの情報である。温室の中の一角にある、咲き出したばかりの可憐な花に感動した。北海道のアポイ岳のどこか片隅で咲いているであろうが、盗掘によって絶滅の危機に瀕しているという。貴重な機会だった。この後、大阪からの男性と一緒し、この後も園内を一緒に見学した。園内で、多くのテングチョウ、羽化したばかりか、見事な黄色のキタキチョウが花の中を飛び回っていた。いよいよ、チョウの季節が到来である。

2)京都府立植物園2:2014年4月16日 詳細ページ 
HPでメコノプシス ベトニキフォリア(通称 ヒマラヤの青いケシ)が咲いたとの情報を得て、3月に引き続き、京都府立植物園に出かけた。園内では、ツマキチョウが多く見られた。キアゲハ、テングチョウ、モンシロチョウは常連だ。観覧温室にある高山植物室を訪問した。青空のような素晴らしい花を見ることができた。他にもなどたくさんの高山植物が咲いていた。3月に咲いていたヒダカソウも1輪だけ残っていた。この仲間のキタダケソウ(洋種)は、満開であった。ヤクシマヒメヒカゲツツジ、レブンコザクラ、シレトコスミレ、ヒメシャクナゲ、キバナカタクリ(アメリカ・カナダ産)、等々、貴重な花が一杯だった。園内は花で埋め尽くされていた。

3)小塩山 : 2014年4月17日 詳細ページ
 例会下見にお邪魔した。1時間遅れで南春日町バス停を出発、途中の林道との合流点で休憩中のKさんとSさんに追いついた。カタクリとギフチョウ目当てだった。期待通り、両方とも満足のいく結果だった。紫のカタクリの花が咲く中に、白いカタクリが1輪あった。山頂では、日なたぼっこのギフチョウに出会った。カタクリの群生は想像以上だった。                                 

4)比良武奈ヶ岳:2014年4月26日 詳細ページへ
4年ぶりに細川越えの道を歩いた。今回は逆コースで、武奈ヶ岳山頂までは3時間程度かかった。帰りは、コヤマノ岳から中峠経由、金糞峠からイン谷口のコースとなったが、中峠まで行かないうちに東に折れ、八雲ヶ原から出ている渓流に出てしまった。鳥や春の花との出会いは、快晴とも相まってなかなかに良かった。
チョウの季節には早く、コツバメのみで、山頂でヒオドシチョウを見た。

5)南アルプス林道・北沢峠 : 2014年5月24日〜5月25日 詳細ページ
晴天の予報に急遽、南アルプスを訪れた。朝、3時15分に出発、途中2回の休憩を入れ、バスの乗り場、仙流荘には7時15分に着いた。この時期、バスは歌宿までしか入らない。2時間弱をかけ、北沢峠を目指す。さらに林道をすすみ、念願のクモマツマキチョウの写真を撮ることができた。あたりは野鳥の鳴き声が絶えず聞こえ、甲斐駒ヶ岳、線上ヶ岳、北岳の山容を楽しむことができた。

6)広島県世羅町 : 2014年6月6日〜6月7日 詳細ページ
日本でもっとも絶滅の危機にある蝶と言われるヒョウモンモドキの撮影に、広島の世羅町まで出かけた。 現在では、広島県中部にのみ 生息し、地域の保護活動によって生息が維持され、最近はその成果が上がりつつある。今回は、観察会に加え、せら夢公園内の自然観察園内で、飼育されているヒョウモンモドキを見学させてもらった。勿論、保護活動の一助ということで、2時間以上の作業を実施したうえでのことである。ウスイロヒョウモンモドキは、昨年と数年前に観察会に参加させてもらっているが、ヒョウモンモドキは一回り大きく、じっくりと撮影できた。

7)大津市比叡山麓 : 2014年6月15日〜6月17日 詳細ページ
梅雨空の曇りから、真夏のような気温になった。6月中旬からは、ウラナミジャノメ、キマダラルリツバメ、ウラナミアカシジミなどが観察できる。昨年は、ウラナミジャノメのみ観察できたが、あと2種は、県内では結局写真に撮ることはができなかった。今年こそということで、メンバーの方にお聞き、あるいは案内していただき、首尾よく写真を撮ることができた。自宅からも近い、大津市で汗をかきながらの奮闘だった。

8)北海道遠征: 2014年6月25日〜7月4日 詳細ページ
昨年は、事情で北海道には来られなかった。今年は、山口、広島の方と合流、11日間、たった一日の登山を除いてはチョウ観察三昧の遠征だった。これだけ長いと、連日天気とはいかないが、それでもかなりの成果であった。期待のリンゴシジミには縁がなかったが、ツマジロウらジャノメ、ジョウザンシジミ、ウラジャノメなど新たに付け加えることができた。登山も、富良野岳〜十勝岳の縦走もでき有意義な遠征だった。
9)九州(市房山、阿蘇): 2014年7月12日〜7月15日  詳細ページ
三百名山の一つである市房山を登ったのは9年ほど前である。12月初旬のことで、山頂では霧氷が付き始めた正にその時で、キラキラと輝く氷が枝にみるみる形成され、感動した。今回は、チョウ、ゴイシツバメシジミである。1973年に見つかり、いろいろな歴史の中で、実態の解明、保護活動へと発展してきた。写真に撮れれば幸運といわれている。高い木に寄生するシシンランからなかなか降りてこないからである。曇り空ではだめだとか、晴れあがった時に給水に下りてくるとか言われている。梅雨時のこと、不安の中の遠征であった。

10)信州(富士周辺、霧ヶ峰、乗鞍周辺) : 2014年8月3日〜8月6日 詳細ページ
 
富士周辺のキマダラモドキ、霧ヶ峰周辺のアカセセリ、乗鞍高原のオオゴマシジミ等のチョウの撮影に遠征した。後半は、晴れ間が少ないなか、何とか目的を達した。その合間をぬって、百&三百名山にも登った。鉢伏山は初めてで、今年初めての3百名山追加になった。いずれの山も、山頂はガスがかかり、見通しはきかなかった。乗鞍の花は今が旬だった。帰りには、白骨温泉にまわり、泡の湯で汗を流した。林道でもチョウの出会いがあった。
11)横山岳 1132m : 2014年9月13日 詳細ページ
琵琶湖の北端に位置し、花とチョウの山として知られている。美しい「経ノ滝」「五銚子ノ滝」を望む白谷本流コースとブナの自然林を歩く東尾根コースを組み合わせるのがベストなコース設定だろう。雪深い湖北にあるため、年によっては4月下旬でも渓流沿いには雪が残り、五銚子の滝経由の登山道は禁止されることがよくある。今回は、9月、ツリフネソウが咲いていた。チョウも、サカハチチョウ、イチモンジチョウ、ミドリヒョウモン、ヒメキマダラセセリ、キタテハ、ウラギンヒョウモン、などなど結構な数であった

12)北アルプス(餓鬼岳、有明山):10月9日〜10月11日 詳細ページへ
餓鬼岳は中房温泉からの往復を2010年に経験済みだ。今回は山の仲間と一緒に、白沢を出発して、中房に下りるコースとした。餓鬼岳までの長い道のりは、歩くには十分すぎるほどで、変化に満ちたものだった。山頂からの針ノ木岳、立山、など素晴らしい眺望、目も覚めるような夕焼け、変化にとんだ岩峰の縦走路など願ってもない経験だった。前日の9日には、中房温泉に入り、有明山を登った。中房温泉に車を残し、北大町で合流した。11日の下山後は止めておいた車で、安曇野ICから戻った
チョウは、登山口と山頂、沢沿いに、エルタテハ、ゴイシシジミ、ヒオドシチョウ、スジグロシロチョウが見られた。

更新日2014年11月13日